[新サービス] グローバルなネットワーク構成が一目瞭然!AWS Transit Gateway Network Manager を使ってみた #reinvent

[新サービス] グローバルなネットワーク構成が一目瞭然!AWS Transit Gateway Network Manager を使ってみた #reinvent

Clock Icon2019.12.04

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こんにちは、菊池です。

本日は、re:Invent 2019、キーノートでしれっと発表されました、AWS Transit Gateway Network Manager を実際に使ってみましたので紹介いたします。

[速報] AWS Transit Gateway Network Managerがしれっと発表されました #reinvent

AWS Transit Gateway Network Manager

AWS Transit Gateway Network Managerは、グローバルに存在するTransit Gatewayと、それに接続されるVPC/VPN/DXを一元管理するサービスです。Transit Gatewayに関連してかかるコスト(アタッチメントや通信料)の他に追加のコスト無しで利用することができます。

言葉で説明するよりも、実際にみる方がわかりやすいので、早速試してみます。

コンソールから、[Create a Global Network] を選びます。

グローバルネットワークとは、複数のTGWを管理していく上での管理単位(入れ物)となるものです。設定項目は名前と説明、タグだけです。

作成できました。

これだけでは、管理対象のTGWがない状態なので、TGWを登録していきます。

左のメニューからTGWの管理画面に移動し、[Register Transit Gateway]を選びます。

アカウント内の全てのリージョンに存在するTGWが一覧で出てきますので、登録するTGWを選びます。

しばらくすると、登録完了します。

いくつかのリージョンでTGWを登録しました。これでGlobal Networkを確認してみます。登録したTGWがリージョンと共に一覧で確認できます。

[Geographic] タブでは、リージョン間の物理的なロケーションを確認することが可能です。また、TGWとの接続状態も線で表現されますので、どこのリージョンと接続があるのか、一発でわかります。

[Topology] タブでは、Global Networkを頂点にした接続構成がわかります。

[Events]タブです。こちらはデフォルトでは無効で、CloudWatchで有効化が必要です。

[Monitoring] タブ。各TGWのメトリクスが一元的に確認できます。

まとめ

これは便利です。従来はコンソールやAPIからは、リージョンごとにしか情報を参照できないので、マルチリージョンではなかなか全体を把握しにくいところがありました。Transit Gateway Network Managerを使うとその悩みが一発で解決します。無料なので、TGWを使っているのであれば正直、使わない理由はないサービスでしょう。

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